ネオモバことSBIネオモバイル証券がSBI証券に合併され消え去るという衝撃のニュースが少し前から出ていました
しかし、SBI証券のネオモバコースとして今までと同様に取引出来る
のようなことも書かれ口座保有者としてはヤキモキしていました。
11/24に出た新しい情報だとそんな期待も裏切られ、
2023年いっぱいで完全にネオモバはなくなることが決まりました…
今日はネオモバがなくなることの影響とその対策について一緒に勉強していきましょう!
ネオモバ口座を持っていなくても初心者が高配当株投資をやるなら必見となっています。
ネオモバ 今後の流れ
まずは今後の流れをまとめておきます
当初は2023年3月13日にSBI証券に吸収される予定でした。
そして、SBI証券内のネオモバコースとして存続するという話もありましたが…
ネオモバコースも設けず完全にネオモバが吸収される形でなくなることが決まった代わりに合併は2024年1月に延期となりました。
ってかサービス利用料はずっとかかるのにTポイント付与は残り半年されないって…ひどくない?
とにもかくにも2023年12月で完全にサービス終了してしまうので今後の変化とその対策を考えていきましょう!
ネオモバ終了後の最大の悪影響
ネオモバがサ終して最も困ること
逆に言うとネオモバ最大のメリットが受けられなくなると言い換えられますね。
それは単元未満株の売却時手数料の安さです
※単元未満株は100株未満の1〜99株のこと
株の売買は通常100株単位です
他社で1番安いところだとSBI証券やマネックス証券でS株、ワン株など単元未満株は買い付け時手数料無料、売る時は手数料0.5%、ただし最低55円かかる
比較して、ネオモバは実質月額20円で月に50万円まで売買無料です。
私自身ネオモバ登録以前にSBI証券で買ったS株をネオモバに移管して手数料無料で売却してました
ヤマダ電機のヤマダHDやエネオス株は1株500円未満なので、1株売却すると55円の手数料がかかります。
これは手数料が10%を軽く超えます
買い付け時手数料はSBI証券でも無料なので困ることはありません。
ネオモバのアプリも個人的にはめっちゃ使いづらかったので無くなってもこまりません。
売却時の手数料の安さだけが圧倒的に有利だからネオモバを使っていました
ネオモバコースとしてサービス続けてほしかった…
ネオモバ終了後 今後の対策3選
では、本題ですがネオモバのサービス終了後どう立ち回ればいいか順に解説していきます
①売却手数料無料で売却する
他社を利用すると手数料の高さが痛い!
ってことで次の手法で手数料無料で売却しちゃいましょう。
- 2023年末までに全ての単元未満株をネオモバで売却
- 100株まで買い増して手数料無料で売却
・2023年末までに全ての単元未満株をネオモバで売却
2022年12月から2023年12月まで13ヵ月あれば650万円まで定額で取引できます。
全て売り払う必要はありませんが、少数・少額の株は相対的に手数料が高くなるので売却を検討しても良いかもしれません。
・100株まで買い増して手数料無料で売却
合併されるSBI証券は100株単位の取引は1日100万円まで無料です。
10株づつ購入を10回繰り返して、100株単位で売れば手数料無料となるわけです。
100株単位だと今まで数万~数十万円単位のトレードになるね
分散投資するには大量の資金が必要になるよ!
②永久に持ち続ける
ネオモバ終わっても買う時は無料で売る時手数料かかるなら
ずっと売らなきゃいいんじゃね?
高配当株投資をしてる方は株価が上がって利益を得るより、配当目当て(インカムゲイン目的)が多いので生涯売らなければいいんです
ネオモバはSBI証券に合併されるのでSBI証券でS株として少量ずつ取引できるようになります。
ただ以下のようなデメリットもあります
いくら優良高配当株を買い集めていてもたまにメンテナンスは必要です
業績不振・不祥事・減配などから売りたくなることは必ずあります。
売却時にはネオモバ時より高い手数料を取られることを覚悟しなくてはなりません。
実は他にも資産拡大目的には高配当株投資は不利な点もあるんだ
配当再投資のように税金を払いながら資産を大きくするより、投資信託のように売却時にまとめて税金を払う方がはるかに資産拡大できる!
もう一つは売り時に困ること
一生高配当株を持ち続けてずっとお金をもらい続けるのはありがたいことです。
でも、高配当株に全振りして総額数千万円~1億円ってなったらそのお金を残して死ぬのはもったいなくないかい?
一生持ち続けるのはデメリットもありますが、ずっと安定したキャッシュフローを得ることができます。
③インデックス投資に立ち戻る
やっぱり初心者の方にはまずインデックス投資をオススメしたい!
ちなみにインデックス投資は日経平均やダウ平均株価(これらを指数=インデックスという)と同じ動きを目指した投資法のことだよ
手数料が安いのが特徴だね
インデックス以外をアクティブ投資と言って高配当株投資もアクティブ投資の1つだよ
プロでもなかなか勝てないインデックス投資が一番簡単にできるんだから利用しない手はないね
この投資は大きなデメリットがあって
地味で退屈
なんです
ほんとにやることないのよ
こうやって月一回確認して終わり(笑)
投資の王道だから長期間で見ると着実に資産増える可能性高いし、実際にグングン資産成長してるしね!
私も高配当株投資が面白くて最近かなり銘柄探しをしたり少量ずつ増やしていったりしましたが、長い目で見るとインデックス投資に勝てる気がしません…
まとめ
SBIネオモバイル証券がSBI証券に合併され2023年末にサービス終了することが決まりました
ネオモバは特にその手数料の安さから高配当株を少額(少量)ずつ分散して投資するのに有用でした。
そこで今日は終了後の対策を3つ考えてみました
①売却手数料無料で売却する
②永久に持ち続ける
③インデックス投資に立ち戻る
③については正確には〖対策〗とは呼べないかもしれません。
しかし資産形成するにあたり無駄な手数料をいかに省くかということは非常に重要です。
今回の例だけでなく米国株、FX、仮想通貨…実はものすごく手数料を払っていたなんてことのないように気を付けましょう!
コメント